伊坂幸太郎『チルドレン』
本日の読書。
伊坂幸太郎さんの『チルドレン』読了。
南朋さんが陣内役をやったドラマ『チルドレン』の原作。
原作は5編からなる短編集なので、この中からの数作を
上手くドラマにしたな、という感じ。
陣内の印象的だったセリフも原作にあったんだ・・・。
「『絶対』と言い切れる事がひとつもないなんて
生きてる意味がないだろ」
いってるのは原作ではドラマみたいな場面じゃないけど。
しかし、まだドラマにしてないエピソードもあるし
後、1作くらいはドラマできるぞ、これは。
WOWOWさん、お願いーー。
単なるビデオ借りる上で
色々レンタルビデオ屋の女性店員と話しするのを
この恋は上手くいく、と思い込む陣内がすごすぎる。
これはぜひとも南朋さんの陣内でみたい・・・・。
その短編「レトリーバー」は読んでて、あ、これは多分・・
と先が読めてしまうとこありますが、
陣内のキャラクターが強烈なので、面白く読めます。
原作の陣内はバンドをやっていて、ギタリスト。
これも南朋さんで再現可能だーー。
読んでて、南朋さんの陣内で脳内再現されました。
5編の中では「チルドレンII」が一番好き、だなぁ。
陣内のギタリストぶりが素敵、ってのもあるけど(笑)。
「大人がかっこいいとグレない」
を実行してみせる陣内がかっこいいよ。うん。
原作読むと、このつかみ所のない男、陣内を
上手く、演じてたよなぁ、南朋さん、とつくづく思う。
はた迷惑で飄々としててどこか憎めない・・・・。
ああーー。
「チルドレン」のDVDみよう・・・・・。