香納諒一『記念日―anniversary』
本日の読書。
新作でたら必ず読んでる作家さんのひとり、です。
香納諒一さんの『記念日―anniversary』読了。
これは自腹で買った本〜〜〜〜。
香納さんらしい、ハードボイルド。
目を覚ましたら、横浜中華街の安ホテル。
主人公は記憶を亡くしていた。
そこにいたのは、アンという女性。
自分は誰なのか。
何故、記憶を失ったのか。
次々得体のしれない男たちが、主人公を襲う。
どうやら主人公は重大な国家機密を隠しもっていたらしい。
誰がほんとの事をいっていて、
誰が嘘をいっているのか。
誰を信じればいいのか。
錯綜する真実の果てにみえてきたものは・・・・・・。
ぐいぐい読ませる香納ワールド。
理屈っぽい主人公と
ひとくせありそうな、でも魅力的なアンのコンビがいい。
読み終わってこのタイトルの意味するものが
よくわかる。
タイトルもいいな、これ。
次も香納さんの本読もうっと。
『ステップ』読むぞ〜〜〜。