坂木司『先生と僕』
もう一冊。
坂木司さんの『先生と僕』読了。
坂木さんらしい、ほのぼのミステリー。
中学生の男の子の家庭教師をすることになった
大学生が主人公。
しかし、その中学生はかなり優秀で家庭教師を必要としていないけど
母親が心配するので形だけでも先生をつけようと
公園でぼーっとしてた?大学生の主人公を
スカウトして、家庭教師に。
そんな二人の日常の事件簿。
「先生」、は大学生の主人公よりよっぽど優秀で
推理でも頭きれて、探偵役の中学生の生徒の方ですよね、これ。
坂木さんは著作のどれを読んでも、
人間をとってもほのぼの描く。
それが持ち味で、得がたい味だとおもうので
こういう色はずっともっていてほしいな。