直木賞!
おめでとうございます。
これは、面白かったからなぁ。
納得。
歴史小説読むのが得意じゃない私でも
十分すらすら読めたし、
構成が上手くて、読みやすいし、
物語に深みがあるし・・・。
利休切腹が冒頭語られて
以降、そこからさかのぼって
切腹前○日や、何ヶ月前、何年前となってく構成。
短い章仕立てで読みやすいし、
利休がことさら綺麗ごと並べて飾り立てて描いてるわけでも
秀吉をことさら悪く描くわけでもない。
それぞれが、ぞれぞれ、人間として
リアルに描かれているというか。
人間描写の上手さと、茶道の深さを堪能できる小説です。
茶道やりたくなって
思わずネット検索したもんなぁ・・・・・・。
あんなに深いものとは思わなかった・・・。
茶道って。
もう一人の受賞者、天童荒太さんのは、図書館で順番待ち。
読むのが楽しみです。
ハードカバー版の『家族狩り』には当時、
相当衝撃受けたので・・・。