オグリ死す。 - stand naturally

芦毛の怪物、オグリキャップが
３日、骨折のため死亡しました。

私は、このオグリのラストラン、
１９９０年１２月の有馬記念を
生で中山競馬場に見に行っていました。

これは２０年経った今も
強烈に覚えています。

あの日の中山の雰囲気がなんともいえなかった。

オグリは明らかに衰えていて
もう駄目だと皆が思っていて、
当日も４番人気（だったはず）でした。

ぎゅうぎゅう詰めの中山競馬場。
最後の４コーナーまわって、
これはオグリあるかも？ってときの
競馬場の雰囲気。

そして、１着でゴールインしたあとの雰囲気たるや
すごかった。

そのあと、何度もターフビジョンに
レースの様子が流れて、オグリが１着でゴールインするたびに
拍手喝采でねぇ・・・・。

あんな雰囲気の競馬場、後にも先にもあれっきりだ。

１９９０年の４月から競馬場かよいをはじめた私は
スーパークリークやイナリワンの春の天皇賞をみて
夢中になり、
そしてラストの有馬記念で競馬ってすごい、と
のめりこむようになった、のでした・・・。

オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワンの
３強時代の後期からファンだったので
オグリの全盛期を生ではみていないのですが
ラストランをみたのは、ちょっとした自慢です。

２００８年でしたっけ？
東京競馬場にきたときは、これまた
ちょっとした騒ぎだったなぁ〜。

オグリキャップ、忘れられない馬です。
競馬の醍醐味、教えてもらいました。
ありがとう。
安らかに眠ってください。