2011-07-24 小川洋子『人質の朗読会』 読書 もう一冊読めました。 小川洋子さんの 『人質の朗読会』 読了。 とある国でゲリラに拉致され、囚われの身となった日本人たち。 彼ら、彼女たちは、自分自身の物語を 朗読しはじめる・・・。 状況としては絶望的でも、 語る物語は、生きる希望を感じる。 たとえその先は幸せな結末ではなかったけれど 読んでいて絶望を感じない小説でした。