南朋さん＆ハゲタカ、おめでとー。

2008年度エランド−ル賞

作品賞は映画『それでもボクはやってない』と
ドラマは『ハゲタカ』です。

プロデューサー賞は
映画『それでもボクはやってない』から桝井省志さん、
関口大輔さん。
テレビ『ハゲタカ』から訓覇圭（くるべ　けい）さん。
プロデューサー奨励賞は
映画『西遊記』から鈴木吉弘さん
テレビ『華麗なる一族』『花より男子2リターンズ』から
瀬戸口克陽さん。

新人賞は
新垣結衣ちゃん、大森南朋さん、小栗旬くん、
貫地谷かほりちゃん、壇れいさん、の５名。

特別賞は
故植木等さん、
ＴＢＳ「華麗なる一族」ドラマ制作スタッフ
映画「恋空」製作スタッフ
テレビ東京「新春ワイド時代劇」シリーズ制作スタッフ
となっております。

山本さん出演関連は、『それでもボクはやってない』、
特別賞やプロデューサー奨励賞で
『華麗なる一族』関連が表彰されていますね。

『それボク』は国内の映画賞、とりまくっていますねー。

南朋さん関連はなんといっても『ハゲタカ』！

南朋さんは『それでもボクはやってない』にも
出演してましたねー。
映画館にみにいった当時は、
もちろん大森南朋さんのお名前は知ってはいましたが
格別気になる俳優さんでもなかった、のでした．．．。
でもあの刑事はいやらしいなーって印象的だった。

『ハゲタカ』は
作品賞、個人賞で南朋さんが新人賞、
訓覇さんがプロデューサー賞を獲得。

『ハゲタカ』は海外の賞もイタリア賞とったり
国内では、第33回放送文化基金賞でテレビドラマ部門・本賞、
出演者賞で大森南朋さん、
ギャラクシー賞の第1回マイベストTV賞グランプリを
受賞したり、と
受賞歴も数々、ですね〜〜。

NHK土曜９時枠という地味な枠で、
一般受けしなさそうな経済もので
しかも恋愛要素とかを一切排除したドラマにも関わらず
これだけの支持をうけるのもすごいなぁ。

DVD BOXも売れてるんですよね、ハゲタカ。
1万きってるお値段だから、まー買おうか、
と決意しやすいことはしやすい。
これが万こえると、ツタヤでレンタルでいいやって
（私は）思うとこなんですが。

ぱっと見は経済もの、金融もの、でとっつきにくいけど
内容は人間ドラマ、ですからねー。
これがべらぼうに面白い。

その昔、銀行員時代に、上からの命令とはいえ、貸し渋りをし
担当していた製作所の社長を
自殺に追い込んでしまった過去をもつ鷲津は
それから銀行をやめ、NYへ渡って、
敏腕ファンドマネージャーとして
日本へかえってくる。

銀行員時代は思い遣りがあるいいやつ、だった鷲津は
別人のように冷徹なファンドマネージャーとして
かえってきた・・・・。

しかし、冷徹な仮面の下に、昔とかわりない一面というのか
冷徹に徹するけど、
揺らぐ気持ちが垣間見える鷲津がたまりません。
自分の中の人間味溢れる部分を、
意識的にみせないようにしてるというのか。
必死に押し殺してるというのか。
まーほれるわ、こりゃ・・・・。

銀行員時代の純粋で熱血で温和そうな顔と
別人のような髪型横分け、
眼鏡な冷徹ファンドマネージャー姿と
眼鏡とったプライベート姿がまたそれぞれ全く別人な
大森鷲津がすんごい。

鷲津の銀行員時代の上司で、
その彼の言葉が鷲津を変えてしまった
鷲津にとっては乗り越えなければいけない
因縁の相手が芝野建夫（柴田恭兵）。
貸し渋りをして自殺に追い込んだ製作所の社長の娘が
テレビ局の経済担当記者になっていて、
これが栗山千明演じる由香。

実家の老舗旅館が鷲津のファンドによって売り飛ばされ
それによって父が自殺。
鷲津を憎み、なおかつ憧れる、
のちにIT社長になる（モデルはライブドア時代の
ほりえもん？）西野治に松田龍平。

鷲津を軸にそれぞれの因縁が絡み合い
物語を織り成していくんですが、これがもう面白い！！

私は冷徹ファンドマネージャーばりばりな１〜３話も好きですが
大空電機をめぐっての戦いで、
かつて自分が貸し渋りをして社長を自殺に追い込んだ
三島製作所との因縁で苦悩する鷲津、な４〜６話の展開が
これまた好きなんよねぇ。

今だに毎日みてます、ハゲタカ。

しかし、36億円の退職金・・・・・・。
私ならとっとと受け取って、悠々自適生活しちゃうよ・・・・・・・。

エランド−ル賞授賞式は２月７日かぁ。
南朋さんの舞台は翌日８日から。
出席されるんでしょうかね？式に。
初日前日の通しリハとかないんでしょうか。
もっと昼間にするから夕方からの授賞式は出席するんかな？

ワイドショー忘れず、チェックしよ。

でも2005年に山本さんがエランドール賞新人賞とったときも
ワイドショーでちょろっと映ったくらいだったような。うーむ。
でもちょろっとでも最新、南朋さんがみたいぞ。