畠中恵『こころげそう』


本日の読書。





畠中恵さんの『こころげそう』読了。

















畠中さんというと「しゃばけ」シリーズ。
このシリーズは割と初期から読んでいた、のですが
どれだっけな?
ちょっとイマイチだなって感じたのがあって
それ以降、あまり熱いれて読んでいなかったりしますが
それ以外の作品でも新作でたら、読んでいたりしました。



私はこれが畠中さんの作品では、一番といっていいくらい
好きな作品かもしれないな・・・。


下っぴきの宇多の幼馴染みだった千之助と於ふじの兄妹が
川で溺死。

しかし、その死には謎もあった。

そんな於ふじがなんと幽霊になって宇多の前に表れる。
この世に名残りのあるらしい於ふじ。
宇多は千之助と於ふじの死の真相を探りはじめる。


が、宇多の他の幼馴染みの間には恋のもつれや
将来の心配などもあって・・・・。









それぞれの将来の事や恋。
そして死の真相、がそれぞれひとつになっていく構成も
読みごたえがありました。


何より、それぞれの恋のもつれ、が切ない・・・・。


そして。
幽霊になってしまった於ふじちゃんが、切ないね・・・。



明日までに、船戸与一さんの『薮枯らし純次』
読み終えられるかな?
600P強ありますが・・・・・。


明日の昼からにでも図書館いって返却したいんだけどな〜。
予約していたのが私の番になった本があるんですが
それを取りに行って早く読みたい・・・・。


今からガンバろーー。