本日の読書。
伊坂幸太郎さんの『グラスホッパー』読了。
文庫本の裏のあらすじのところに
「殺し屋」小説、とありますが、ほんとにそうだ・・。
殺伐感がその割にはないし、
かといって、ユーモア殺し屋小説っていうのでもない。
ハードすぎず、甘過ぎない、さじ加減絶妙。
自殺専門、相手を自殺するように追い込む殺し屋って
拳銃とかよりある意味、恐いかも・・・・。
車にひかれたり、電車にひかれるように人間を押す、
押し屋、とか・・・。
それぞれの殺し屋の物語が絡み合う伊坂ワールド。
やっぱり、面白い。
ぐいぐい読ませる力がとにかくすごいな、伊坂さん・・・。