緒川怜『霧のソレア』
ってことで、一気読みしました。
緒川怜さんの『霧のソレア』読了。
テロリストがあやまって仕掛けた爆弾が
飛行中のジャンボジェットで爆発。
ジャンボは大破。
ファーストクラスの席が爆破され、
たまたまそこにいた、機長が客とともに死亡。
奮闘する女性操縦士。
その飛行機にのっていたのは、
北朝鮮に向かう核の専門家のロシア人・・・。
その事実に、アメリカは驚愕の決断を。
映像化にぴったりの内容ですが
スケール的に日本じゃ無理か?
いっそハリウッドで映像化するかー?
緊迫感あふれる展開。
驚愕の真相、などなど読ませるサスペンス。
文句なく面白い。
この内容だったらなるほど、
日本ミステリー大賞新人賞をとったのも納得ですが
次回作もこのレベルを求められると思うと
大丈夫かな、と作者に余計な心配したくなります。