伊集院静『羊の目』


本日の読書。
この小説はどっかで書評をよんで興味もった本。


伊集院静さんの『羊の目』読了。















伊集院さんの小説を読むのははじめて、でした。



伊集院さんがサイバラさんと出した本とか、
週刊文春で昔、エッセイ連載してましたよね?
それをまとめた
エッセイは読んだ事あったんですが。




夜鷹の女が産んだ男の子がやがて
戦後の裏社会を震撼させる存在になる・・・。


そんな男の生涯を描いた小説。



本人を丹念に描くより、周りを描くことで
本人を浮き上がらせるという感じ。


すさまじい生き方。


主人公を信頼しつづけるケイコの存在がいい。


伊集院さんの小説は文章がすんなりはいってくるので
これからも読みたいな。