みてきました。

みてきました、『長い長い殺人』。


アメ村が久々だったので、たどりつけるのか、
やや不安でしたが、人間覚えてるもんだね〜〜〜〜。



小さい、こじんまりした映画館。
午前中一回だけの上映でWOWOWで放送したドラマの
映画館上映なんて、人はいってるんか?と思ってましたが
思ったより、人、いました。



しかし、原作、読んだはずなんですが、
映画みても、あ、読んだわ、これって記憶が沸き上がってこない。
もしかして読んでいなかったんだろーか。



でも宮部みゆきさんのミステリーで割と昔のだったら
読んでいないことはないはずなんだけど・・・・・。



9章にわかれてて、それぞれ財布が語り手。
それぞれの章がやがて繋がっていき
真相がわかっていく、凝った構成。



南朋さんの出る第5章は、思えば直接事件には
関係はない、ですよね。
でも最後までみて、この5章は塚田、という人物の
人間性を感じさせるという意味では
重要な章だ、と思いました。



友達の塚田は犯人じゃないと信じる宮崎優作が南朋さん。


高校の数学教師で、
優しい人柄で人を純粋に信じる心をもってる。


万引きした生徒を信じる心。
世間から犯人扱いされてる塚田を信じる心。



南朋さんはその雰囲気が、とっても優しい人だ、と
映画みていて改めて感じました。
だからこそ、この役ぴったり、だなぁ。



映画はやや長く感じたものの、楽しめました。
章仕立てになってたから、長くなったのかもしれませんが
その長さが章仕立てだから、みられた、というのか。



仲村トオルさん、素敵だ。かっこいい。
デビュー当時から知ってはいますが
当時はアイドル的な存在だった。



それが素敵に年齢重ねて、
かっこいい大人の俳優さんになったんだなぁ。



しっかし、谷原さんはあの役、ぴったり、だった。
うさんくさげな(誉めてる)なんかありそうな笑顔とか。


大きなスクリーンでみるっていいねー。
家の今だにブラウン管なテレビでみるよりずっといいわ〜。



さーて。
次は『西の魔女が死んだ』だーーーっ。
試写会で2度みたけど(笑)。
パンフレットも欲しいし、映画館でみるよーー。