真山仁『ハゲタカ2 上巻』


小説現代が行きつけの図書館においてあるみたいなので
バックナンバー読みにいかねばならん。




すっかり小説の『ハゲタカ』もファンになりました。





ってことで本日の読書。





真山仁さんの『ハゲタカ2 上巻』読了。














海外放浪をへて日本に帰ってきた鷲津に衝撃事実が。
その衝撃によって、鷲津の心のバランスも
微妙に狂っていく。



そして鷲津が乗り出したのは繊維業界の老舗というより
化粧品業界の大手といっていい大企業。




上巻はその企業を巡る争い。





今、2の下巻よんでいますが、
小説の鷲津も結構、感情的というのか、
自分の内にひそむセンチメンタルな部分を
必死に隠そうとして、心のバランス崩してしまう面があって
単なる冷徹なハゲタカじゃない面がありますよね。
そこが魅力的。



仕事に関してはスーパーマン、なところとの
対比が魅力的だな、と。



ファンドマネージャーとして
バリバリ仕事する鷲津のなんとかっこいいこと。
ドラマでもそうでしたが、小説でもすごい魅力的。


ドラマと小説、別なところが多いからこそ楽しめる、
というか・・・・。



どちらも完成度が高いからこそ
どっちも面白い。
ドラマはこうなのに、とか
小説はこうなのに、とか
私は全くどちらをくらべることなく
どっちも楽しいです。面白い。



小説の色々な部分をもってきて
ドラマの脚本はなってるのがわかって
それもまた興味深いです。


小説を元にしたドラマならではの物語の構築、は
さすがプロの仕事だなーーと。




さーて。
下巻、今夜中に読み終えるぞ〜〜。