真山仁『ハゲタカ2 下巻』

久々に風邪っぴき状態。
鼻かみすぎて、鼻の頭が真っ赤っか〜〜〜。
ってことで、皆さんは風邪は大丈夫ですか?
季節の変わり目は気を付けて下さい。



本日、というのか、昨日の深夜読み終わった本。






真山仁さんの『ハゲタカ2 下巻』読了。














この2の下巻が一番面白かった。
それまでも面白かったんですが
読んでいてゾクゾクしました。




ドラマの南朋さん演じた鷲津もかっこよかったけど
小説の鷲津もかっこいい。
読んでいてすっかり南朋さんで脳内再生されてるから
余計、なんでしょうかね。



巨大電機メーカー曙電機にねらいをつける鷲津。
アメリカの有力ファンドも参戦して、
鷲津は今までにないピンチに・・・・。



アメリカのファンド、プラザ・グループの圧力がすごく
おまけに鷲津自身の精神状態もよくないことから
今までにない鷲津、なのがたまらん、というのか。





ドラマのあのエピソードは原作のここからきてるのか、と
色々思い当たるところがあるのも読んでいて楽しい。






しっかし、原作の鷲津さんもかっこいいよなぁ。
ほんとに命かけてやってるからな〜〜〜。



経済小説というよりも、ハードボイルド小説だ。




「命張ってこその人生です」



ってかっこよすぎやろ。



ドラマの鷲津さんは、ストイックな雰囲気でしたが
原作の鷲津さんは女関係派手です。
放浪の旅から日本に帰る飛行機で早速、
客室乗務員っていうんだっけ?を口説くし(笑)。
しかも、結構気障なセリフで。




“女と金のなる木には見境なく襲いかかる”
って自分でもいってるからなぁ。



いいように解釈すれば
仕事がめちゃくちゃ緊張感あるから
そういうとこで発散しないといけない部分もあるのかも。




すっかり小説にもハマったので
雑誌『IN★POCKET』で連載してる貴子のスピンオフ小説
よみたくて、これは取り寄せ中。
またはじまったところで2冊取り寄せるだけですむし・・・。



小説現代』は図書館にバックナンバーあるので
明日、読みにいきます〜〜。




早くよみたーーーーーいっ。