荻原浩『サニーサイドエッグ』
鼻炎と気管支炎の薬を飲んでるからか、
どうにも眠い。
ってことで、外は時々豪雨だし、本日は睡眠&読書の日。
本日の読書。
荻原浩さんの『サニーサイドエッグ』
読了。
昨日読んだ『ハードボイルドエッグ』の続編。
これをはじめて読んでも全然差し障りはないですが
前作読んでるとより、楽しめます。
これ表紙が好きだなぁ。
ゆで卵が、煙草くわえてるのが可愛い(笑)。
マーロウのようにハードボイルド目指しつつ
やっぱりくるのはペット探し。
そんなある日、和服美人から猫をみつけて欲しいと依頼が。
その直後に、やくざの事務所かと思われるところに連れていかれて
猫を探してくれ、との依頼。
偶然にも同じ品種の猫だった・・・・・。
殺人事件が絡むことなく、単なる猫探しで
ここまで引き付ける筆力がすごい。
前作はまだ人が死んだ事件絡んでたけど。
前作のおばあちゃんに続き、またしても押し掛け
(というのか押し付けられたというのか)
秘書がやってきたり(しかし今度は若すぎる女の子)
巷で連続ペット殺しが流行っていたりという
サイドストーリーも興味ひかれて読めるし
面白いな、このシリーズ。
シリーズ3作目も期待できそうで
いつになるか分かりませんが続きも楽しみだ〜〜〜〜〜。
次は巷で面白いと評判の和田竜さんの『のぼうの城』だ〜〜〜。
明日は『小説現代』の発売日だ!
「レッドゾーン」の鷲津さんの行く末が気になる・・・。