柳広司『漱石先生の事件簿 猫の巻』
本日の読書。
本日、というか、2日くらい前から読んでいた本。
難しい内容どころか、くだけていて読みやすい、のに
何故か読み終わるのが今日になってしまった・・・・。
この小説の大本は夏目漱石の『吾輩は猫である』。
そこに出てくる(英語の)先生や猫が登場し、
先生の家で書生をしてる少年が探偵役。
先生の周りでおこる奇妙な事件を解いていくミステリー。
変人な先生と、その変人の元に集まるこれまた変人の友だちが
面白すぎる(笑)。
夏目漱石の『吾輩は猫である』を読んでるとより
楽しめるのは間違いないけど、
果たして私も柳広司さんのあとがきのように
冒頭の有名な文章しか覚えていませんでした〜。
実際、『吾輩・・』で出てくるエピソードを
このミステリーに持ち込んで謎解きしてる、んだから
元ネタ知っていた方がより面白かっただろーなぁ。
覚えていなくても充分面白かったけど。
変人すぎるやろ、先生(笑)。
近所もさぞかしめーわくだろーに。
私が近所なら怒鳴り込みモンだな。