北森鴻『深淵のガランス』



今週は、なんでこんなに読書するかというと
来週、12月1日から仕事が忙しくなるので
それまでに図書館で借りてる本を全部よんでしまって
返却もしてしまいたいと思ってるから、です。






土日に読む予定にしてるのが
飯嶋和一さんで、
『黄金旅風』と『出星前夜』を読むのですが
これが分厚くて手間取るのがわかってるので、
なんとか、それまでに、と頑張ってる最中でございます。







図書館に返却にいくこと考えて、
日曜昼までに、飯嶋さんの本、2冊とも読みたくて、
で、それを読むまでには
後、今読んでる本含めて2冊読まないといけなくて。





普段の仕事でもこんなに
せかされてやることないのに(笑)。
がんばろ。



さて。






本日の読書。










北森鴻さんの『深淵のガランス』読了。






















花師と、絵画修復師の二つの顔をもつ男、
佐月恭壱。





彼のその絵画修復に携わった案件をめぐる
物語。





どこか謎のうごめく世界が垣間見えて
なおかつ、北森さんのもうひとつの
美術ミステリーのシリーズ、
冬狐堂の影がみえてくるのも面白い。





それがはっきりするのが
今、よんでるシリーズ第2弾の
『虚栄の肖像』ですが。





絵画修復に関する描写の細やかさ。
美術や骨董の世界の奥深さ。
どろどろした部分も垣間見えて
面白い。





そーいえば、冬狐堂のシリーズ大好きなんですが
最近、そっちのシリーズの新刊でてない??






北森さんといえば、
バー香菜屋シリーズ、面白いですよね。
バーのマスター工藤がお客さんの抱えてる
日常の謎を解いてゆくミステリー。
出てくる料理も美味しそうで・・・・。





お薦めです〜。