朝井まかて『花さえ実さえ』・福田和代さんの『TOKYO BLACKOUT』

なかなかアップできなかったんですが。
12月27日土曜に読んだ本のメモ。






朝井まかてさんの『花さえ実さえ』読了。























丁寧に物語をつむいでいて上手い。
江戸市井ものの小説。






種苗屋を営む若い夫婦の物語。
そこに待ち受ける様々な出来事をつづっている。






が、もう少し話を膨らませることができる
エピソードがさらっと触れられていたりして
もったいないな、と思うところも。







しかし、読ませる話だし
読了が心穏やかになれる。



続いて。









福田和代さんの『TOKYO BLACKOUT』
読了。











東京を大停電に追い込むテロたちと
刑事や電力関係者の闘いの物語。






面白い、んですが
もう一息って気も・・・・。






できればもう少し、犯人側の描写も欲しかったし
パニック描写ももう少し欲しかったなーと。





うーん。






本年度の読書はこれが最後かな。
来年はどれだけ本が読めるんだろーか。
今年ほどではたぶん、ないとは思うんですが。
2月中旬くらいから夜、遅くまで働くことになるので。







いい本にたくさん出会いたいです。