本日の読書。
山本兼一さんの『利休にたずねよ』読了。
これは、凄い。
利休の切腹から物語が始まり、
そこから時間がさかのぼっていく。
細かく区切られた章。
それぞれ主人公は変わる。
が、語られているのは利休のこと。
普通なら利休の生涯が若い時から年老いた時代まで
語られていく、のですが
構成が凝っていて、それぞれ章も短いので
飽きさせない。
私みたいな歴史小説あまり読まない、
難しいのだめだ〜って人でも
読みやすいし、
利休のひととなりや
茶道の深さも、感じ取れる。
茶道のなんと奥深いことか。
直木賞候補になっていましたが、私なら、これだ。
上手い。
上手すぎる。