葉室麟『いのちなりけり』

本日の読書。







葉室麟さんの『いのちなりけり読了。






















直木賞候補にもなった時代小説。





小説の最後に書かれている『葉隠』の一節、







「忍ぶ恋こそ至極の恋と存じ候」







と言うのが、この小説を
表しています。




命にかえても守りたい女性。




信じて待つ女。






美しい物語です。




美しいだけじゃない。
また武士道のすさまじさ、も感じます。



藩のためには、やらなくてはいけなかったこと。
ただ、光圀のことを思えば
やってはいけなかったこと。





そのために、光圀に討たれるのを覚悟でやる・・・。







すさまじい・・・。