加藤実秋『ホワイトクロウ』・芦辺拓『彼女らは雪の迷宮に』


映画『ハゲタカ』の公式サイトが
リニューアルされているみたいですね〜。






明日、ネットカフェいってみてこよ。






本日の読書。









加藤実秋さんの『インディゴの夜 ホワイトクロウ』読了。























シリーズ第三弾。
ホストクラブを舞台にしたミステリー。






探偵はホストたち。
このシリーズは、いい!





面白い。




それぞれのホストたちのキャラクターもいいし。
これ、ドラマにしたら面白そう。
ホストものって、もう成り上がりストーリーとか
ってのはあふれてきてるから
こういうホストもの+ミステリーっていいんじゃないかなぁ。





イケメンたくさん出せるしさ〜。







続けて。









芦辺拓さんの『彼女らは雪の迷宮に』読了。






















ミステリーにありがちな
雪の山荘もののようで
そうではないとこが、面白い!





今っぽいといえば、今っぽいのか?




ミステリーの黄金パターン、
雪の山荘というのか、
吹雪の山荘もの、なんですが。







下界から孤立したような
山荘で、吹雪かなんかで、外に出られない。
唯一の交通手段の道は、雪のため通れないとか
橋が壊されて帰れない、とかで。






んで、電話は電話線がきられていて・・・という
閉ざされた中で、人が殺されていくという、
ミステリーでありがちパターン、になりそうで
ならないとこが面白い。







雪の山荘に集められた人々。
なんですが、携帯は普通に通じるから
どういう状況か他の人に携帯で連絡はできる。





殺されていく、のではなく
なぜか人が消えていくというパターン。






正統派のパターンのようで
そうじゃないっていうのは珍しいのかも?
いまどきは、大概は携帯通じるから
雪の山荘、の設定もリアリティはなくなっていくんでしょうかね。






そこを逆手にとった面白いミステリーです。