ふう。
読んだ!
今、腑抜け。
篠田節子さんの『弥勒』読了。
とあるアジアの小国で起こったクーデター。
しかし、クーデターが起こったことさえ
やっとわかったような、
その国がどうなっているのか、全然わからない事態。
そこの美術にひかれていた主人公は
気になるのでその国に潜入するが捕らえられてしまう。
その捕らえられての生活が
悲惨で凄惨。
とにかく、ぐいぐい読ませます。
舞台となる国は架空ですが
あの国のことかな、この国もはいってるのか?とか
思わせられるリアルさ。
今でもどこかの国で
きっと起こってるだろう事態だと思う。