岩井三四二『一手千両』


本日の読書。






岩井三四二さんの
『一手千両 なにわ堂島米合戦』
読了。














大阪、堂島の米市場を舞台にした、
江戸時代のマネーゲームの物語。




堂島を舞台にした米相場の物語、は
富樫倫太郎さんの『堂島物語』のシリーズも面白いです。






が、岩井さんのこの小説のほうは、
主人公の友だちが、米の仲買人をしていて、
不審な死をとげる・・・・。
その死はどうやら米相場がかかわっているらしい、という
ミステリー風味もあって、読みやすく面白かったです。






ラストは好き嫌いあるでしょうけど・・・。




富樫さんのほうでも、この岩井さんのほうでもいいから
NHKでドラマ化したら面白そう。
江戸時代版『ハゲタカ』って売り文句もできそうだし・・・。





腐った米相場を買い叩く・・・のか??