志川節子『手のひら、ひらひら』



読書のペースが戻ってきた〜。







志川節子さんの
『手のひら、ひらひら
江戸吉原七色彩』

読了。














これが、初の単行本の新人さんですが、
素晴らしくイイ!




江戸、吉原が舞台ですが、書かれているのは、遊女より、
その周りにいる人たち。




おんなを遊女に磨きあげる男。
年季半ばの遊女を磨き直す男。
遊女たちの出す手紙の代書をする女。






そんな人たちの物語が、7編。




最初と最後の物語が、つながっていく構成も上手い。