2009-09-20 翔田寛『祖国なき忠誠』 読書 本日の読書。 翔田寛さんの 『祖国なき忠誠』読了。 終戦直後の日本。 アメリカで育った若き日系二世。 一人は、アメリカ人として生き、 一人は帰化して日本人として生きる。 そんな二人が、戦犯として相手を追い、 戦犯として追われることを知り、 一人は逃げる。 アメリカにも日本にも受け入れられない苦悩を描いている小説。 江戸川乱歩賞受賞作の『誘拐児』も戦後が舞台でしたが、 こっちの方が好きかも。