輪渡颯介『堀割で笑う女』

このシリーズ、最新刊の4作目が出たので、
1〜3作を再読。




本日の読書。





輪渡颯介さんの
『堀割で笑う女
浪人左門あやかし指南』

読了。






浪人、左門は腕はたつが、いつもお酒を飲んでいるような男。
(酒を飲んでいても腕はたつんですが)
怪談好きが高じて、巷の怪談の裏側にある真実を探り
それを相手と取引して、生計を立てている男。
たまに、道場で指導もしてる。



その弟子が甚十郎。
これがとんでもない怖がり。





この二人のコンビのシリーズ。




家老の闇討ち事件から10年。
またしても起こる闇討ちのときに
見える女の幽霊?





時代小説と怪談とミステリーの混ざり具合が絶妙で
上手い。




浪人、左門の過去も明らかになるけど
本編をきちんと覚えておかないと
ラストの甚十郎のように、それだれ?ってことになりそう・・・。