輪渡颯介『百物語』『無縁塚』『狐憑きの娘』

シリーズ、最新刊まで読めました。

















輪渡颯介さんの
『百物語』
『無縁塚』
狐憑きの娘』

読了。




ミステリーな時代小説、では、今、最高峰に面白い!と思う。
いまは書き下ろし時代小説の文庫本が結構でていて
私もそういうのはほとんど読んでいないから
他にも面白いのがある、と言われたら
反論できないんですが・・・。





読んでいて、これ程幸せな気持ちは久々だった。





怖がりな甚十郎がとある商家で行われる
百物語の会に参加することになり、
そこから起こる騒動を描いた『百物語』。




一家皆殺しや失踪事件が相次ぐ幽霊屋敷の謎をとく
『無縁塚』。




川辺で侍の死体をみた子供が次々変死。
そこに巻き込まれていく左門や甚十郎たち、
の『狐憑きの娘』。




とっかかりはどれも怪談でも
謎ときは正統派。



ミステリーとしても面白いです。