広川純『回廊の陰翳』

本日の読書。








広川純さんの
『回廊の陰翳』

読了。






京都の巨大宗派を舞台にした、ミステリー。





主人公の親友が琵琶湖疏水・墨染発電所で浮かんでいた・・・。
そこから主人公がその死んだ背景を調べていくと・・・。




昔なら松本清張あたりがかいていそうなミステリー。





主人公がなんでそんなに熱心に調べるのか、がわからん・・。
友だちだからといえば、そうなのかも知れないけど・・・。
小説中で出てくる刑事も同じようなこといってましたが。





親友だから、以外の答えがないのがちょっと弱いかなぁ。
松本清張とかだと、夫や妻、姉などが不慮の死で
それを妻なり夫なり、妹が調べるみたいな展開ですが
確かにそっちのほうが読んでいて説得力はあるよな〜と。





巨大宗教団体の闇の部分の描写もちょっと弱い・・。
読んでいてぐいぐいいくような感じがなくて
読むのに3日くらいかかってしまった・・・。