伊坂幸太郎『マリアビートル』

本日の読書。

伊坂幸太郎さんの
『マリアビートル』
読了。

伊坂さんの小説は、
『ゴールデンスランバー』以降、正直、ピンときませんでしたが、
これは良かった。
面白い。

多分、皆が好きだった“伊坂幸太郎”だ。

『グラスホッパー』に登場したキャラクターとも再会出来ます。
が、『グラスホッパー』を読んでいなくても
十分楽しめると思います。
（知っていたらより、楽しいけど）

『グラスホッパー』より面白い、と私は思う。

とんでもないヒネた中学生“王子”とか
ものすごくツキのない殺し屋“七尾”とか
キャラクターが秀逸。

それぞれがそれぞれのために行動してるけど
やがてひとつになっていく伊坂さんらしい展開。
これ、面白かった。

舞台はほぼ新幹線の中だし、
映画化したら面白そうとは思うけど
伊坂さんはもうご自分の作品の映画化は許可しないのかな？？