昨日は、南朋さんデー。

昨日は、早朝の新幹線で行き、
ほとんど最終といってもいい帰りの新幹線。
疲れました・・・。
今週は長いぞ〜〜。






しかし、舞台『浮標』をみる前に
映画をみて、舞台のあとは、近くの中華街で色々買って
充実した日帰り横浜の旅でした。
横浜観光は中華街をちょろっとみた程度だったのが残念ですが。







『犬とあなたの物語 いぬのえいが』は楽しくみました。
オムニバスに色々な犬関連の物語があり、
最後から2番目が南朋さんと松嶋菜々子さんの出る話。
これが一番長く、シリアス。
最後のもペットロスのお話でシリアスながら
明日への希望も感じるお話。





高畑さんの「お母さんは心配症」、おかしい。
息子の結婚式のため、はじめて犬を一匹だけ家に残したので
心配でたまらない母親のお話。
そんだけ心配だったら、ペットのホテルかどっかで
一時預かりってしてくれないのか???
それでもあれこれ心配しそうだな、この人だと・・・。




南朋さんと菜々子さんのお話は、
超シリアス。
でも泣かせよう、泣かせようともっていってないので
みていて、疲労感はなかったな〜。
シリアスな病状だし、家族も疲れ果てているんだけど
犬がいることで、すごく救われてるよなぁ。
ラストがいいな、これ。





犬好きなカップルだとデートムービーによさそう。



もう一度見に行きたいし、DVDでたらこれは買おう!




パンフレット買ったら、キャスティングについて
触れられていました。





キャスティングは松嶋菜々子さんが
はじめに決まり、その夫役をどうするか、難航したけど
とあるスタッフの「大森南朋さんは?」というのに
皆が賛成。
南朋さんも快諾だったそうだけど、
南朋さん、スケジュールが半年後しかあかない・・・。




重い話だけど、重すぎる感じも駄目だし、
かといって軽くなりすぎると駄目だし、
この話はキャスティングが大切なので
南朋さんのスケジュールがあく半年後を待ったそうです。




携帯ストラップ買っちゃった。
可愛かったので。







その後、舞台『浮標』をみました。



私は、めちゃくちゃいい席で
最前列、真ん中。
役者さんの表情がじっくりみられました。




話の筋はシンプルで、
病気な妻の看病をしている夫。
その二人が暮す家に、親戚やら金貸しやら
出征する親友やらがやってくる、というお話。





しかし、こんなにじっくり
ストレートプレイのお芝居みた記憶がない。
歌舞伎は過去、何度もみてるけど。




日本語って美しいな、と思いました。



会話が旧仮名遣いのような会話というか
文語調というのか、
古めかしさが残る会話なんだけど
聴いていて違和感はない。
なんというか、美しい。





あの言い回しのセリフを覚えるの、大変だろうな〜。




南朋さんは主人公の妻を看病してる画家の親友。
これから出征するというところで
出征前の挨拶にやってくる赤井という青年。




2幕で登場です。




軍服姿でやってくるのですが
これが、屈託のない可愛い青年で・・。




主人公の画家が偏屈なとこあるから
ああいう赤井みたいな青年と気が合うのかもしれん・・・。





しかし、メインの夫婦の、とくに夫から妻への愛が
もう妄信的というのか、すごい執着をもって妻を愛してる
というのか。



あの画家の物語が終わってからの先が
心配になってくる・・・。




一人ひとりのセリフが美しいので
今度は、セリフを味わいつつ見たいなぁ。





南朋さんが出ていなかったらああいうお芝居をみることは
まず、絶対なかったので、みられて良かった。






長塚圭史さんは、しかしお父さんに声がそっくり〜だなぁ。
電話口だと、どっちがどっちかわからないのでは・・・。




そういえば、舞台はじまる前にキャスト皆が揃ってでていて
長塚さんが挨拶をして、
それじゃいこうか、みたいなことをいって
南朋さんにも「南朋くんも」みたいに声かけていたな〜。
ああいうの吉祥寺でもやるのかな〜。
やって欲しいな。