単行本『蜷川妄想劇場』

本日、到着。


蜷川実花さんの『蜷川妄想劇場』。
























「MORE」に掲載されていた蜷川さんの連載をまとめたもので
人気俳優さんの名前がずらずらーーっと並んでおります。



それぞれの俳優さんについて、
写真8P、実花さんのコメント1Pでございます。



南朋さんは“放浪記”というタイトルで


「麻雀にハマってるチンピラだけど
単なるチンピラじゃなくって、
知的で意外な過去がありそうな」男、を
演じています。



演じている、というのか・・。
演じてる、だよな・・・・・。


南朋さんが載ってた「MORE」は手に入れていたので
見比べてみると・・・・。



雑誌ではのってたライターさんの記事?がないのが残念。


「決して王子様じゃないリアルで生々しい理想の男を
演じられる人」



と書いた記事がかなり良いな、と思ってただけに
単行本にはないのが残念だなぁ。



それと写真は、雑誌掲載バージョンにはあって
単行本にはないもの、もあり
逆に、雑誌掲載バージョンにはなくて
単行本にはあるもの、もあります。


実花さんとライターさんの対談で
南朋さんについて語ってたのが、
単行本では
蜷川実花的妄想のツボ」というページで
それぞれの俳優さんについて1P語っている形に
纏められています。


このまとめたれたバージョンもいいけど
雑誌掲載時の対談バージョンもいいので
できればこのままの形が良かったのになぁー。


ということで、雑誌掲載バージョン、単行本も両方あると
より楽しい、のではないでしょーか。



白いスーツの写真、雑誌掲載では1カットだけですが
単行本では2カットあり、
この単行本だけの写真がこれまたかっこいい。



煙草片手に、その煙草もった手でかけてるサングラスを
あげてるというのか。
もう片手には、ライター。


この表情は、なんか、もってる内面の複雑なところ、
単なる麻雀好きのちんぴらじゃないもの、を感じさせる・・・。


雑誌では実花さんとライターさんの対談ページに載ってた
黒帽子な写真、もその写真と、バージョン違いが
単行本には載っています。


煙草すってる写真。
帽子の下から上目づかいでこちらみてます。


これも素敵。


麻雀してるカットは、雑誌では4カット載っていましたが
単行本には雑誌では右下の写真がないんですよね。
その代わり、かけてるサングラスをかなりずらして
上目づかいなカットがあります。


いやーーなんかもう大人の男の色気炸裂だ。


実花さんの


「男子として好み」


っていうのがもうすんごく分かる。



「経験値からにじみ出る大人の色気に
恋と母性本能が呼び覚まされる」


というのがわかりすぎるくらいわかる。


恋と母性本能、ってのがまさにそうだよな・・・・。



写真も文章もかなりいいです。