みてきました『西の魔女が死んだ』


みてきました、試写会で『西の魔女が死んだ』。


ある日、学校にいかなくなってしまったまいは
心も身体も休めるため、ママのママ、
おばあちゃんの元でしばらく過ごすことになる・・・。


そんなまいとおばあちゃんの日々の物語。





良かったです〜〜〜。
なんかもう、身体の芯からほんわり暖かくなって
優しい気持ちになれる、素敵な映画でした。



メッセージも押し付けがましくなく
説教じみてない。


ばあちゃんの口調はとても優しく穏やか。




最後、ポロポロ泣いてしまって
タオルハンカチ握りしめてました。


これは、映画館で、大スクリーンで
美しい自然を堪能した方が絶対、いいです。




パンフレットが欲しいので、
映画公開日にもみにいこう!



おばあちゃんが、ものすごくいい。
外国のかたが演じてるとは思えないくらい。
日本語がスムーズで、外国なまりなぎこちなさが
全く気にならないし、感情表現もスムーズ。
素晴らしい!




まいを演じた女の子は新人の子?
演技なれした子役って雰囲気がないから
より物語に溶け込んでいる感じ。



パパ南朋さんは、眼鏡姿。
清潔感ある、ほんわりした優しい可愛いパパ。


キャリアウーマンなママも、娘も、
ほんわり優しくくるんでくれそうな、パパ。
優しそうなパパっていうのは、こういう人をいうんだろうな、
と思わせる、そんな雰囲気です。



出番としては、小説のパパの出番がまんま
映画のパパの出番ですから、そんなにはありません。
南朋さん沢山みたいからって期待でいくと
がっくりするかもしれませんが、
可愛くて素敵なパパですよ。


パパの出番を境に、物語が終結に向けて動くから
パパの出番は大切なポイント、だと思う。



しかし、この映画は小説のファンにも
物語世界を壊してないと思うから
受け入れてもらえそう、だと思う。



あーー、また見たい。
すごく好きな映画だ。
物語もいいし、優しい可愛いパパな南朋さんもいい。
素敵。





以下、ちょっとネタバレか、と思うとこは
かくしておきますね。



ネタバレいやだーーという方は注意して下さい。






小説にないのは、高橋克実さん演じる、郵便屋さん、ですよね?
一応、小説よんだけど、手元にないので
確認ができないけど・・・・・。



明るく元気いい郵便屋さん、いいアクセントです。


ゲンジさん、でしたっけ?
キム兄はこれまたぴったり。
キム兄じゃなかったら、泉谷しげるさんが演じそうな・・・。




サンドイッチに
ワイルドストロベリー・ジャム・・・。
美味しそう・・・。


お腹へっているときみにいくと、終わった後
茶店でトースト食べたくなりそうです、この映画。



パパが娘を訪ねて、
ママのママ、おばあちゃんの元へきますが
パパはおばあちゃんに対して
なんとなくぎこちない雰囲気なのが、
おかしい(笑)。


そういう微妙さ、を上手く演じてます、南朋さん。
上手い。


あからさまにぎこちないんんじゃないんですよね。
おばあちゃんも、パパもどこかぎこちない、っていう
そのさじ加減上手い。



南朋さんが娘と会話するとき、自分のことを
「パパはね・・・・」
とパパ、というんですが、その口調がなんとも優しくて
好きだなぁ。




最後流れる主題歌も、
優しい映画の世界にあっています。




シーツは足で押し洗い、ってのもなんか懐かしい。
昔、毛布なんかをよく、足で押し洗いしたよなぁー。


洗ったシーツを、ラベンダーの上に干す。


これ、きっと渇いたらいい匂いしてるんだろうな。
いいなぁ・・・・・・・・。


おばあちゃんはまいに色々いうけど
押し付けがましくなく、魔女の修行だ、といって
規則正しい生活、とか自分で決めることの大切さ、とか
教えてくれる。


クラスから孤立してしまって傷ついた少女の心を
優しくほぐしてくれるおばあちゃん。


なんで学校にいきたくないんだ、と
激しくせめることない優しいパパとママ。


ママはちょっとキャリアウーマンで
ギスギスした面もあるかな?
でも学校にいかない娘を頭ごなしにせめることはない。


ヒステリックに、いきなさい!と怒鳴ることもない。




キャリアウーマンで仕事ばりばり女性だから、
ああいう優しくて、ほんわりくるんでくれそうな男性と
結婚したんだろーか。
優しいからといって頼りない感じではないのがいい。
頼りがいあって、ほんわりくるんでくれそうで。


ああいう男性いいよなぁ。


結婚するなら優しい人、というのを
具象化したようなパパだったなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜。



娘を抱き締めるシーンがこれまた可愛い。



パンフレットほしーーい。


公開日が楽しみです。