『アキレスと亀』のこと、あれこれ(ネタバレ、多分なし)

昨日みた、『アキレスと亀』が私の初キタノ映画でしたが
なんか強烈でした・・・。
今日もなんか、色んなシーンが脳内再生されるというのか。




私のようなあまり映画をみないド素人でも
序盤から、映像からくみ取れる作家性の強さを
感じるくらいだから、なんというのか、
映画に監督の思いというのを、強く感じる作品でした。



うーむ。
他の作品もみたくなりました。




私の中の色んな感覚が引きずり出されるというか。
うーん。
またみたいぞ。
公開されるのが楽しみです。



そーいえば、ここんとこ買った南朋さん掲載の雑誌を
読み返していて、発見。
アキレスと亀』で南朋さん演じた画商
菊田って姓があったのね・・・・。



しかし雑誌をよんでいたら
菊田という画商役について、監督から特に指示はなかったし
ビジュアルに関しても特に話し合うこともないし、という
役者さんに結構おまかせな部分が多いというのは
かえって難しそうだ・・・・。




何を必要とされてるんだろう、
この映画にはどう演じたらいいんだろう
というのを感じないといけないだろうし・・・・。



武さんって、作家性の強い映画を撮る方なのに
役者さんにあれこれ指示するタイプ、ではないのかな。
アキレスと亀』での真知寿の少年時代を演じた子役にも
あまり指示なし、だったんだろーか。



真知寿って3人の役者さんが演じたわりに
人物像にずれがないのがすごいな、と。
あの少年がこうなるのは分かるわ、と思えたので・・・。



ぶれないようにしっかりと脚本で描いていれば
ずれがないもんなのかなぁ・・・・。





この週末の読書は
『ハゲタカ』の原作でございます。
やっと原作読むぞ。



『ハゲタカ』『ハゲタカ2』一気よみ〜〜〜。