真山仁『ハゲタカ 上巻』


本日の読書。






真山仁さんの『ハゲタカ 上巻』読了。










ドラマの『ハゲタカ』が好きすぎて
原作とはかなり違うらしいと知って、
読むのをずっとためらっていました。



が、やっぱり原作も読もうと本を揃えて
いざ!



読んでみたら、やっぱり何事も噂や評判をみるだけじゃなく
実際自分が感じてみないと分からないものです。





原作は原作で面白い。
原作を読むことでドラマの印象がどうのこうの、ってのも
全くならないし、
ドラマはドラマで素晴らしく
原作も原作で面白い。



どっちも『ハゲタカ』として楽しめます。



まだ上巻よんだだけですが
ドラマは原作のここをもってきてあのシーンになって、って
色々想像するのも面白い。




原作の鷲津は小柄で貧相??
ドラマの鷲津は大森さんがそこそこな身長なのもあって
パリッとしたスーツが似合ういい男でしたが。
原作の鷲津も脳内では南朋さんでイメージしても
すんなり読めました。




原作では鷲津のファンドとしての活動と平行して
貴子の物語も進んでいくのもイイですね。
彼女は若くて強くて読んでいて応援をしたくなります。
その父親が傲慢だっていうのもあるけど・・・・。



ドラマじゃ全6回だったし、貴子の物語まで
すすめていく時間がないから、貴子が登場しなかったのも
仕方がないところですよね・・。



しかし、ドラマの4回以降の展開が
私は好きなので、
「再生」、に企業再生と人間の再生の意味も含ませたのが
ドラマの“ハゲタカ”だと思うから
やっぱりドラマはドラマで素晴らしい。



さーて、下巻よむぞ〜〜。
明日には2の上・下読むぞ〜〜〜。