2009-08-11 宇江佐真理『寂しい写楽』 読書 読めた! 宇江佐真理さんの 『寂しい写楽』 読了。 写楽を売りだそうとする蔦屋重三郎。 それを中心に、北斎や十返舎一九、馬琴、山東京伝などが 登場する時代小説。 後世の評価とは違い、 写楽は完全に失敗として描かれ、 もの哀しい。 写楽の正体は誰か、 というのは、主眼ではなく、 彼の産まれた時代を切り取っている印象。 興味深く読めました。