中上健次『軽蔑』

本日の読書。






中上健次さんの
『軽蔑』
読了。









以下、小説の内容に触れています。
映画公開まで、あらすじを知りたくない方は、ご注意下さい。















真知子があんなにも好きなカズさん。
しかし、私はこういう、田舎の金持ちの甘ったれが
どうにも好きになれない。





借金も自業自得で、自分が甘いから、バカだからとしか思えない。






金貸しの山畑は、小説では中盤以降のメイン。
真知子との絡みも多い。




これを映画では南朋さんが演じるのか〜。
楽しみ。






ワル、というより、大人の男の魅力を感じる。



単にこわい金貸し、というイメージではない。



というか、カズさんがどーにも甘ったれだから、
山畑の方が私は、よっぽどいい男に思える。



南朋さんが演じるって思って読んでいるからかな。



このヒロイン、真知子とカズさんは、若い人が演じる役だわ。



これ20代後半以降の年齢の人がやると、
男も女もええ歳してバカか、としか…。



まー、いい歳してもこういう男女は、珍しくないか。
若さゆえの、みたいなのがないと私は、みててキツいな、と。





そういう意味では、映画での二人、楽しみ。



これは、映画が楽しみだ。